のだっちの部屋
2025.05.10
タービン アクチュエーターバイパス加工
こんにちは。のだっちです。
ゴールデンウィークも終わり閑散期に入りました・・・(汗)予定の作業は入っているので、やらなくてはいけない仕事はありますが、日々の売上が厳しくなってきます。。。っと言う事で、、、これからの梅雨時期対策でタイヤ交換とかどうですか???6月からタイヤの値上げもありますので・・・タイヤ交換は!!5月中がオススメです!!
それでは、本日のブログの紹介です。
本日はYMS館林店勤務なので、こちらから紹介したいと思います。っと言っても、スポットで入る店舗なので、作業!?と言うよりも、お店番で店舗に入っております。何かやる事ないかなぁ~・・・と店舗内を散策していると、、、ER34 NEO6エンジンにアルトラック製ワンオフEXマニが装着されているオーバーホールエンジンが展示されている。しかも!!同じような仕様が2機。使用するタービンが2機とも当社オリジナルギャレット製ボールベアリングタービン(HKS製GT-RSぐらい!?)。
この仕様・・・YMS行田店で同じような仕様でECUセッティングをした事があるのですが、アルトラック製のEXマニの排気効率が良過ぎるせいなのか!?ブーストが上がり過ぎてしまいます(汗)ブーストコントローラーをOFFにしようが、アクチュエーターロッドをゆるゆるにしようが、、、アクセル入れるだけブーストが上がってしまいます。このままでは確実にエンジンブローに繋がってしまいますので、ブーストを安定させる対策が必要となります。
ブーストが上がり過ぎてしまう原因は、EXマニの排気効率が良くて、アクチュエーターの弁が開いてもそこから排気圧力が逃げないのが原因だと思われます。。。そこで、、、タービンのEXハウジング、アクチュエーターバイパス拡大加工を施し、規定ブーストがかかった時に弁から排気圧力を逃がしやすく加工します。
画像では判りづらいかもしれませんが、アクチュエーター弁まわりをかなり削ってあります。エンジン乗せてしまった後だと、かなり大変な加工なので、エンジン乗せる前に対策しておきました。