のだっちの部屋

2025.10.21

光学式 電磁式 クランク角センサー

 こんにちは。のだっちです。

本日は、「自分が忘れない為に記録しておく・・・」と言う事で、このブログを活用させてもらいます。なので、、、少し間違っていたり・全く必要ない!?、そして詳しい方は「当たり前だ!!」と思う内容かもしれませんので、そんな方はスルーして下さい。。。

LINK制御の事を勉強していると、今までは「言葉は聞くが改めて考えると・・・???」と言う部品・内容・作業などがいくつもあります。例えば・・・「CAN通信」言葉は聞くがどんな通信?そしてどんな利点があるの???など、改まって質問されると「んッ!?」って戸惑ってしまいませんか???まぁ~現代では頭の良い方々が詳しくネットに上げられているので調べれば判る時代ですが、LINK制御をおこなっていると、そんな事も勉強が必要になってきます。(必要ない場合もありますが・・・)
そして今回はクランク角センサーに関して勉強した事を少しだけ、忘れない為にブログに残しておこうと思います。
まず、クランク角センサーですが、電磁式や光学式などがあります。最近では純正のクランク角センサーをやめて、これらのセンサーを用いて制御する方法があります。(最近でもないかな!?)例えば先日当社でもおこなったHKS製クランク角センサーキットなど、、、
それでは、なんで!?こんな商品が販売されるのかッ!!しかも価格はそれなりに高価な商品で必要とする理由はなんだろう???
RBエンジンやSRエンジンのクランク角センサーは、装着位置でも判るように実際ではカムの所でクランク回転を検出しております。その検出方法がギアを返して検出したり、溝に合わせてローターを回して検出したり・・・と、この時点でギア・溝などのクリアランスのガタで誤差が出てしまいます。その誤差を埋める為に直接クランクシャフトにトリガーギアを装着しセンサーを返して検出する事により、クランク回転の検出精度が上がり、それに必要とする燃料噴射・点火時期など詰める事が可能となります。
話しを少し戻し・・・電磁式・光学式どっちのセンサーがイイの???と言う事も調べましたが、、、使用方法によって良し悪しがあるので、いろいろな事を検討してから選んだ方が良いみたいです。そもそもキット化されている物を購入する場合は選べないと思いますが、、、
まず、電磁式クランク角センサーですが、主に2極カプラーのセンサーが電磁式の事が多く、磁気を使って信号を検知します。電磁式のメリットは、光学式より価格は安く耐久性がありますが、デメリットは低回転域の検出に不安が出るそうです。(ABSなどは、この電磁式センサーが多いですよね~)
光学式クランク角センサーは、主に3極カプラーを使用している事が多く、光を使って信号を検出します。メリットは、高回転でも高精度に回転信号を検出する事が出来るが、価格は高く汚れにより検出できなくなる事もあり耐久性もそれほど高くないようです。(トヨタの1JZや2JZなどは純正で採用されてます)
こんな事を考えていると、クランクシャフトにあったトリガーギア・クランク角センサー・センサーアダプターそして、、、LINKなどのトリガー制御ができるフルコンがあれば、何でもできるんじゃないか???なんて考えてしまう。。。(そんな簡単ではないのも判ってる。)
ここまで考えていると、そもそもLINK・Vpro・モーテック・ハルテックなどなどのフルコンを作る方々は本当に凄い!!
長文になりましたが、本日のブログは「独り言」・・・と言う事で。。。
(HKS製クランク角センサーは、光学式センサーです。)


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