のだっちの部屋
2025.07.01
S15シルビア キセノンヘッドライトASSY
こんにちは。のだっちです。
7月に入りましたが、梅雨は終わったのかな???と言うぐらい今日も暑い(汗)このまま夏に突入ですかね???6月から、かなり暑い日が多かったので、今年の夏の暑さが不安になる・・・皆さん熱中症には注意しましょう!!!
それでは、本日のブログの紹介です。
本日はYMS館林店勤務でしたので、YMS館林店から作業を紹介致します。
S15シルビアに、お客様がお持ちになっていた「純正新品キセノンヘッドライトASSY」交換を行いました。確か!?純正では既にキセノンヘッドライトASSYは廃盤?になっていたと思いますが、こちらのお客様は過去に手に入れて保管していたようです。。。
ただ・・・・車両は恐らく「Lパッケージ(限定車両)」だと思われ、このLパッケージでは普通のS15シルビアと少し違うデコレーション?味付け?がいろいろされておりました。例えば、、、エアコン吹き出し口やシフトブーツパネル、ドアノブ、そしてコンビネーションメーター内などに「メッキ調」で飾り付けされていたり、純正シートはレザー調になっていたりと、高級感?漂う社内に施されておりました。そして・・・ヘッドライトの内部の色も違ってました。普通?のS15シルビアは内部が「グレー」で施されておりますが、このLパッケージは「明るいシルバー」になっております。
今回交換するヘッドライトASSYは、Lパッケージ用の「明るいシルバー」の物から、普通?の「グレー」の物に交換です。まぁ~Lパッケージの部品は、かなり前にほぼ廃盤になっているので仕方がないですが・・・
もともと付いていたヘッドライトは、レンズがかなり雲っていましたので、新品ヘッドライトに交換しただけで、かなり車両の見た目が良くなりました!!!!新品部品が手に入りづらくなってきたS15シルビア!今では高級車に!?
オーナーさんは大事にしましょう!!
2025.06.28
ER34 HKS製クランク角センサー
こんにちは。のだっちです。
YMS幸手上高野店のイベントや作業ハマりで、なかなかブログ更新出来てませんでした(汗)気づいたら・・・6月も終わりかけています。梅雨時期!?ですが、連日暑い日が続いております。物価高・光熱費高騰などで生活費が圧迫されていると思いますが、脱水症状や体調不良など起こさないように、「電気代節約」を考慮しながら暑い日は我慢せずエアコンを使いましょう!!
それでは、本日のブログの紹介です。
ER34スカイラインのエンジンオーバーホールに添い、「HKS製クランク角センサーコンバージョンキット」を同時に装着しました。今まで使用していた純正クランク角センサーを外し、クランク角・カム角共に各センサーを設置し、より精度の高いクランク角信号を得る商品です。純正クランク角センサーを使用しなくなるので、純正ECUでは制御出来ませんので、トリガー設定の変更が出来るフルコンが必要となります。今回このER34スカイラインには、元々LINK G4プラス Plug-inが装着されておりましたので、LINK制御でエンジン始動していきます。
実際おこなうのは初めてな作業でしたので、エンジン始動するまでかなり悩みました。。。まず、クランク角・カム角から1°信号・120°信号をLINKに配線し、センサーを動かす為の電源・アースを同時に配線。今回はVカムを使用しない仕様となりますので、センサータイプはクランク角・カム角共にLINK上で「光学/ホール」を選択。トリガーモードを選択しタイミングライトで点火時期を確認しエンジン始動!!・・・・・・・・・・・・・・・・・かからない(>_<)
ここから・・・いろいろハマりました(汗)
配線が間違っているのか???と言う事で、LINK内のトリガースコープで確認してみると、ちゃんと信号が出ている。。。。ステータス確認しても、トリガ1・トリガ2共に「はい」の表示・・・と言う事で配線は間違っていなそう。。。トリガーモードを変更してみたり、トリガーオフセット数値を変更してみたりすると、、、エンジン始動!!!!!
しかし、何かおかしい!?アイドリング時だけ、1番シリンダーの点火が弱い???プラグ・コイル・配線など変えても変化しない???
悩みに悩んで、この手の作業を数多く行っている、ある業者様へ救いの手を・・・・(ご迷惑かかる可能性があるので業者様の名前は控えます。)いろいろご丁寧にアドバイスをして頂き、結果、そもそも自分がおこなっていたLINKデーターが若干異なっておりました。冷静によく考えると「そうだよね(汗)」と言う内容で、悩んでいた1番シリンダーの点火不良も解消。回転数表示がカクカク!?していたので、フィルタリング設定変更などで解消されました。
元々LINKに入っていたデーターを微調整し、慣らし運転が出来るような始動時・アイドリング時の調整をおこない、とりあえず車両を返却。後は、慣らし運転後のセッティングとなります。
優れた性能・機能を持つ商品、、、使い手側の知識・技術が試される。。。まだまだ勉強が必要です(大汗)
2025.05.18
NISMOヘリテージ RB26ブロック
こんにちは。のだっちです。
何だか・・・来週は日中「気温30℃越え!!」の日が続きそうな予報が出ております。5月とは言え、皆さん熱中症には十分気をつけましょう!!そして・・・・来月7日(土)・8日(日)は、YMS幸手上高野店にて「YMSサロン」を開催致します。毎年、いろいろなメーカー様のご協力を頂き、デモカーの展示や新商品の紹介、そしてこの2日間限定の大商談会を開催致します。普段高額なチューニング部品も、イベント期間中は大特価にてご提供できる商品も多数ご用意する予定ですので、興味のある方は是非ご来場下さい。後は、、、当日の天気が良ければイイのだけど。。。
それでは、本日のブログの紹介です。
数年前に注文していた、NISMOヘリテージの「RB26(05U)ブロック」がついに!!入荷しました。受注受付時は高価な商品なので、少しビビッて・・・オーダーしたのは2機だけでしたが、今は後悔しております(汗)それも、現在ではこのRB26ブロック、バックオーダーが多過ぎるみたいで、NISMOでは受注ストップされている状態。しかも、今回当社に入荷したこの2機のRB26ブロックも既に売れてしまっております。
なので・・・このブログを観覧した方が「このブロック売って下さぁ~い!!」と言われても、ゴメンナサイ・・・売れてしまっております、とお断りする事になってしまいます。m(_ _)m
それぐらい現在では希少価値の高い商品なので、また受注可能な状況になったら発注したいと思います。(多分・・・またビビッて少ない発注単位になると思いますが、、、、、、、)
2025.05.13
Z33 フロントロワアーム
こんにちは。のだっちです。
今日は一日日差しが強く暑かった。5月って・・・こんなに暑かったっけ!?って思うぐらい。。。(汗)5月でこの暑さだと、、、本格的に夏に入る頃は、どんだけ暑いんだろう・・・っと心配になる。皆さん、暑い日は充分な水分補給を忘れずに!!
それでは、本日のブログの紹介です。
本日もYMS館林店勤務なので、こちらから紹介したいと思います。
YMS館林店では、フェアレディZの部品をいくつか在庫しております。ブレーキパッドは勿論の事、クリーナー・スタビライザー・車高調・そしてデフマウントブッシュなどなど、YMS館林店の店長がZ33オーナーともあって、他のYMS店舗と違いZ33部品の品揃えが豊富な店舗となります。
そんな店舗からオリジナル品の製作・販売もおこなっており、今回ご紹介したいオリジナル商品は・・・・
「フェアレディ Z Z33(前期・後期)用 オリジナルフロントロワアームSET」
こちらの商品、かなり前からオリジナル商品として販売しておりますが、もぉ~何セット売れたか判らないぐらいヒット商品!!
純正下取りが必要な商品ですが、ボディー側のブッシュはNISMO製強化ブッシュ・ショック下側のブッシュはピロボール化を採用しております。価格は・・・左右SET(税込)¥34,800【要下取りあり】にて販売しております。
長年使用していると、ボディー側のブッシュが切れてしまいガタガタになってしまいます。純正品で対応しようとすると、、、前期?型だと片側¥58、300!! 後期?型でも片側¥22、770っと高価な部品なのです。。。
また、、、このフロントロワアームは2種類存在しており、前期?後期?、、、年式?グレード?で判断しづらい部品で、下取りが必要な部品ともあり、現在ではトラブル防止の為、現物確認してから交換しております。2種類のアームの違いは【画像参照:赤丸印】にて、ナックル側のボールジョイントが刺さる所の穴の深さが違っております。
フェアレディZ Z33オーナーさん!!フロント足回りにトラブル抱えておりませんか???
基本的に、常に在庫している商品なので、お困りの方は是非お問合せ下さい。ちなみに・・・YMS行田店、YMS幸手上高野店でも対応しております。
2025.05.10
タービン アクチュエーターバイパス加工
こんにちは。のだっちです。
ゴールデンウィークも終わり閑散期に入りました・・・(汗)予定の作業は入っているので、やらなくてはいけない仕事はありますが、日々の売上が厳しくなってきます。。。っと言う事で、、、これからの梅雨時期対策でタイヤ交換とかどうですか???6月からタイヤの値上げもありますので・・・タイヤ交換は!!5月中がオススメです!!
それでは、本日のブログの紹介です。
本日はYMS館林店勤務なので、こちらから紹介したいと思います。っと言っても、スポットで入る店舗なので、作業!?と言うよりも、お店番で店舗に入っております。何かやる事ないかなぁ~・・・と店舗内を散策していると、、、ER34 NEO6エンジンにアルトラック製ワンオフEXマニが装着されているオーバーホールエンジンが展示されている。しかも!!同じような仕様が2機。使用するタービンが2機とも当社オリジナルギャレット製ボールベアリングタービン(HKS製GT-RSぐらい!?)。
この仕様・・・YMS行田店で同じような仕様でECUセッティングをした事があるのですが、アルトラック製のEXマニの排気効率が良過ぎるせいなのか!?ブーストが上がり過ぎてしまいます(汗)ブーストコントローラーをOFFにしようが、アクチュエーターロッドをゆるゆるにしようが、、、アクセル入れるだけブーストが上がってしまいます。このままでは確実にエンジンブローに繋がってしまいますので、ブーストを安定させる対策が必要となります。
ブーストが上がり過ぎてしまう原因は、EXマニの排気効率が良くて、アクチュエーターの弁が開いてもそこから排気圧力が逃げないのが原因だと思われます。。。そこで、、、タービンのEXハウジング、アクチュエーターバイパス拡大加工を施し、規定ブーストがかかった時に弁から排気圧力を逃がしやすく加工します。
画像では判りづらいかもしれませんが、アクチュエーター弁まわりをかなり削ってあります。エンジン乗せてしまった後だと、かなり大変な加工なので、エンジン乗せる前に対策しておきました。
2025.05.05
S15シルビア エンジンオーバーホール
こんにちは。のだっちです。
本日はこどもの日。天気もよく絶好の行楽日和となりました。これだけ天気が良ければ、皆さん・・・お出かけしちゃいますよね!?っと言う事で、お店は平日並みのご来店客数。。。毎年、ゴールデンウィークの終盤は「暇・・・!!」になっちゃうんですよねぇ~(汗)オイル交換などの軽作業は、すんなり作業に入れる可能性が高いので、ゴールデンウィーク中にオイル交換はどうですか???
それでは、本日のブログの紹介です。
ムーヴのKFエンジンオーバーホールと同時に作業しておりました、S15シルビア・SRエンジンのオーバーホールです。
こちらもエンジンオーバーホールは完成し、現在エンジンルームの清掃・パワステ、エアコン関係の部品交換をしている最中で、準備が出来しだい乗せる予定となっております。
エンジン自体の仕様は、今回はほぼノーマル+α程度のノーマルにこだわった仕様となります。オーバーホール前は、走行距離20万Kmオーバーのエンジンで、内部は「もう少しオーバーホールが遅れたら、エンジンブロー???」になっていたかもしれないぐらいの状態でした。
エンジンオーバーホールをご依頼頂いた皆様と同じで、今回も「ネジ1本!!」から綺麗に洗浄し、エンジン自体どこに触れても手が汚れないぐらい綺麗に製作させて頂きました。
毎回ですが・・・出来上がりのエンジン・・・お客様には申し訳ないですが、、、このまま展示しておきたいくらい、作っている側も愛着がわくほどの気持ちでオーバーホールさせてもらってます。
エンジンオーバーホールを検討されている皆様、、、当社にご依頼お待ちしております。
2025.05.04
LA100Sムーヴ エンジンオーバーホール
こんにちは。のだっちです。
ゴールデンウィークも後半になりました。比較的に天気の良い日が多く、出かける方が多いのではないでしょうか???
YMS店舗はゴールデンウィーク中も営業しておりますので、時間のある方は車両メンテナンスにご来店下さい。
それでは、本日のブログの紹介です。
先日紹介しました、LA100SムーヴのKFエンジンオーバーホール、本日エンジン始動しました。
今回エンジンオーバーホールした理由は、、、
1:オイル交換後、約2ヶ月でオイルが減ってしまう。
2:走行中アクセルを入れると「カタカタ音」がエンジン内部からする。
3:ブーストをかけて乗ると、マフラーから少し白煙が出る。
このような症状があったのでエンジンオーバーホールをする事にしました。
普通は、、、走行距離もそこそこ走っているし、、、エンジン内部の異常だし、、、と言う事で車両を乗り換える人の方が多い!?と思いますが、実は今回のこのムーヴは、個人所有の車なので「治せちゃう???」と思いオーバーホールしてみました。(単に、、、お金が無いだけ(汗))と言う事で、オーバーホールと言っても普段お客様に提供するようなキッチリした内容ではありません。
シリンダーのホーニング・ブロック上面面修正・ヘッド面研・バルブ研磨・バルブすり合わせなど、全て加工業者へ依頼せず「自作!?」作業で組付けております。
オイルが減る・カタカタ音の原因になりそうな消耗品を中心に新品交換しました。新品交換部品は、ピストンリング・メインメタル・コンロッドメタル・タイミングチェーン・チェーンテンショナー・可変スプロケ・各パッキン/Oリングそしてリビルトタービンなどです。
エンジン始動してみると、、、オーバーホール前と比べると「激変!!」なぐらいエンジン音が静かになりました。後は、走行してみてオイルが減ってないか・・・など確認して完全終了となります。
エンジンオーバーホールは何機も行っておりますが、軽自動車の3気筒エンジンは初めてでしたので良い経験になりました。
2025.04.24
SR20 ヘッド洗浄・組付け
こんにちは。のだっちです。
4月も後半。ここ最近、「もう夏が来る!?」って言うぐらい暑さが増してきてますね。今年の夏も猛暑になってしまうのかなぁ~???
話しは変わって・・・今年もYMS幸手上高野店にて「YMSサロン」を開催予定。日程は令和7年6月7日(土)・8日(日)の2日間で、いろいろなメーカー様がデモカー・デモ機を展示し大商談会を開催する予定です。特に今後「車高調」「マフラー」「シート」「ブレーキ」など検討されている方は、YMSサロンで商談してみてはどうでしょう???通常より安く購入できる商品も多数ありますよ!!
夏のボーナス前ですが、、、お支払い方法は現金・カード払いは勿論の事、電子マネー・QRコード決済、いろいろな決済方法にも対応しておりますので、是非!!YMSサロンでのご購入、ご検討下さい。m(_ _)m
それでは、本日のブログの紹介です。
S15シルビアのSRエンジンオーバーホール。ヘッドが加工から返却されてきましたので、洗浄・組付けを行っていきます。20万㎞以上使用していたエンジンでしたので、内部の汚れが酷く洗浄だけでも時間がかかってしまいました。
洗浄後は、バリ取りやオイル・ウォーター穴に入ってしまった加工クズの除去を入念に行い、バルブを組んでいきます。
ヘッドの加工に関しては、バルブガイド入替・バルブ交換・シーリングカット・セット長合わせ・バルブすり合わせ・ヘッド面研などなどの使用で、基本的にはノーマル+αの仕様となります。
20年・20万㎞以上使用したエンジンなので、バルブスプリングは強化品の新品交換にて組付けです。
何度もお伝えしますが、SR20エンジン部品も価格高騰や生産終了部品など多くなっておりますので、まだまだシルビア・180SXを乗るんだ!!と言う方は、お早目のメンテナンスをおすすめ致します。
2025.04.20
S15NA改ターボエンジンハーネス加工
こんにちは。のだっちです。
大谷翔平選手!!長女誕生!!おめでとうぅ~~~!(^^)!
明るいニュースが飛び込んできましたね。スポーツ選手のお子さんは、やはり何かしらのスポーツ選手になるんでしょうかね!?何にせよ、元気で育ってくれる事を見守っていきましょう。。。
それでは、本日のブログの紹介です。
過去に何度も行っていた作業で、現在ではかなり減ってきた「S15NAエンジンハーネス改・ターボエンジンハーネス加工」の依頼がありましたので作業します。
S15ターボエンジンハーネスは、大きく分けると2種類あります。前期ハーネスと後期ハーネス。同じS15ターボハーネスでも、前期と後期でABSコンピューターが違い、カプラーやら配列が全く違います。
S15NA車両にターボエンジンスワップする場合、S15ターボ前期エンジン・エンジンハーネスだと何も加工なくスワップする事ができますが、後期エンジン・エンジンハーネスだとABSコンピューターのカプラーが違うので加工が必要になります。このABS部の配線加工は何本もの配線を入れ替えたりする必要があるので、当社ではNAエンジンで使用していたエンジンハーネスを、ターボエンジンに必要なカプラーなどに配線加工して替えていきます。
NAエンジンからターボエンジンに交換した場合の変更点は、、、
①プラグコードからダイレクトイグニッションコイルに変わるので、コイルを取り付けする為のカプラー・配線を作ります。
②デスビからクランク角センサーに変わるので、クランク角センサーのカプラーに変更します。
この2点変更すればターボエンジンハーネスとなります。
と言っても・・・・・・コンピューター部からクランク角センサーまでの配線を全て剥き出しにして、コンピューターから2本配線を増設し、その他配線を入れ替えたりする必要があるので、初めて配線加工する場合は、そこそこ大変な作業ですが、当社では配線図がありますので何もトラブルなければ数時間で終わります。
シルビアがかなり「高級車!?」となってしまったので、昔ほど作業は少なくなりましたが、S15NA車両を所有されている方で、まだターボエンジンスワップに興味のある方はご相談下さい。(エンジン・ハーネスも中古でもかなり高価になりましたが・・・)
2025.04.06
LA100ムーヴ KFエンジンオーバーホール
こんにちは。のだっちです。
今日は長袖を腕まくりし、少し動くと汗ばむ陽気でした。桜が満開な所では、絶好の花見日和だったのじゃないですか!?このまま春らしい陽気が続くといいですね。
それでは、本日のブログの紹介です。
当社では珍しい!?軽自動車のエンジンオーバーホール。車種は、ダイハツLA100SムーヴのKFターボエンジンです。オーバーホールとなるキッカケは、「エンジンオイルが1ヶ月ぐらいで減ってしまう」「アクセルを入れるとエンジンからカタカタ音がする」と言う事で、エンジン内部の状況を確認しながら分解していきます。
エンジン内部を確認してみると・・・至る所にスラッジが「こんもり」溜まっています。マイナスドライバーなどで救えるほどこんもり(汗)
バルブフェイス部にカーボンもかなり付着していたので、カタカタ音はバルブクリアランスが広がってしまったせいなのか???また、オイルが減ってしまう原因の一つで、バルブオイルステムシールが完全固着しており、全くシール効果は失ってしまっている状況でした。
さらにブロック側を分解して確認してみると、ピストンのオイルリングが完全固着して動かない状態。オイルが減るもう一つの原因です。さらに、ピストンリングの張力も低下していたので、ピストンがシリンダー内部で首振りが大きかった痕跡が残ってました。ひょっとして!?エンジン内部のカタカタ音は、ピストンの首振りが原因の可能性があります。
ピストンリングを分解してみると、オイルリングのオイル穴がスラッジで完全に塞がっており、ドライバーなどで軽くほじる程度だと全くスラッジが取れる感じがしないぐらいオイル穴にスラッジが溜まっておりました。これらのスラッジが溜まってしまう原因は、おそらくオイル管理不足が原因だと思われます。
その他、カタカタ音が出そうは「タイミングチェーン」や「オイルポンプ」「ウォーターポンプ」なども新品交換する予定です。
どんな車両でも、オイル交換管理を怠るとエンジン寿命も短くなってしまいますので、定期的なオイル交換をおすすめ致します。
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