のだっち部長の部屋
LINK ECU
2025.10.28
LINK G4+ 冷間時始動設定
こんいちは。のだっちです。
また少しハマっています(汗)
LINK G4+Plug-inの冷間時の始動性が悪い・・・かからない!?訳ではないですが、セル始動が長かったり、再始動しないとかからなかったりする。LINK内の燃料→冷間始動の項目内をいろいろとイジっている。
「始動前噴射」キーONやスタート時にテーブル内の時間、燃料を1回噴射する。水温によって時間を決めれる。3Dマップにすれば縦軸を増やし、さらに細かくセット出来そうだが、、、今はそのような感じではないので2Dのまま様子をみる。
「初回クランキング補正」エンジン始動の最初の1回転だけ補正を行う。始動前噴射で少し燃料噴射し、クランキング1回転時にさらに燃料噴射・・・って事なのかな???増やしたり・減らしたりして状態確認中。
冷間始動時の確認なので、1日で1~3回ぐらいしか出来ないのが厄介(汗)

2025.10.20
ER34 LINK G4+Plug in トリガー
こんにちは。のだっちです。
数か月前に紹介しました「ER34スカイラインに、HKS製クランク角センサー装着・LINK G4+制御」の車両ですが、いろいろ初めて挑戦する事もあり、かなりハマっておりました(汗)
ハマってしまっていた内容は・・・エンジン回転にトラブル!!!(注)なんだぁ~これかぁ~!!って思う方も居ると思いますが、ツッコミは入れないで下さいネ。(笑)
LINKソフト内でタイムプロット使って確認してみると、、、こんな感じで回転数が上がっていく。。。

こんなデーターでも、エンジンは始動するし、少し苦痛ではあるが乗れない事もない!?
エンジンが始動しちゃってるから余計にハマってしまったのですが・・・
この後、プラグ・ダイレクトコイル・各センサー・タイミングベルト・配線など何度も確認したが原因判らず。。。LINKを扱っている業者様やHKSなど、恥をしのんでいろいろトラブル解決につながるヒントでもないか???聞きまくっても解決の糸口が見つからず、お客様の都合でいったん返却する事になり、クランク角センサーを純正に戻しデーター・配線など全て戻し一時返却。
返却している間、次にお預かりした際にすぐに問題解決できるように、何日もいろいろ考え対策準備をしていました。もぉ~頭の中は、この車両のトラブル解決でいっぱい・・・
再度車両をお預かりして、まずは取り付けた物を再度確認!!
やはり、取り付けには問題なさそうだ・・・ちなみに、クランク角センサー・カム角センサーなどの作動確認もLINKソフト内にあるトリガースコープで確認済み。

トリガースコープで確認しても、センサーには異常は無さそうだ・・・
そこで、返却している間にいろいろ考えて「あッ!!!」と思った事を試した結果。。。。。
エンジン始動!正常な回転数!!アイドリングのバラつきもない!!状態に!!!

吹け上りもレスポンスも激変!!ってすぐに判るぐらいの変化になりました。
結果何が問題だったのかと言うと・・・結局はLINKの設定でした。トリガーモード・トリガー1・トリガー2・トリガーオフセットなど全て変更した結果解決となりました。問題解決したので、後々よく考えてみると「そうだよねぇ~」って思う事でした。(一度、この設定で試した時は、判らないまま行っていた事もあり、その時はどうやら・・・排気上死点で設定していたのだと思う。。。この時にすぐに判っていれば!!やはり、パニクッても焦らない事ですね。。。)
これで、数か月悩んでいた事が1つ解決しましたので、次はセッティング前までの微調整をしていきたいと思います。(今日からよく寝れそう・・・zzz)
お客様には申し訳ないですが、初めて行った事で、判らないままドッハマりして、解決できた事で「いろいろな意味」が判ったので本当に勉強になりました。年取っても、まだまだ勉強していこうと思います。
2025.06.28
ER34 HKS製クランク角センサー
こんにちは。のだっちです。
YMS幸手上高野店のイベントや作業ハマりで、なかなかブログ更新出来てませんでした(汗)気づいたら・・・6月も終わりかけています。梅雨時期!?ですが、連日暑い日が続いております。物価高・光熱費高騰などで生活費が圧迫されていると思いますが、脱水症状や体調不良など起こさないように、「電気代節約」を考慮しながら暑い日は我慢せずエアコンを使いましょう!!
それでは、本日のブログの紹介です。
ER34スカイラインのエンジンオーバーホールに添い、「HKS製クランク角センサーコンバージョンキット」を同時に装着しました。今まで使用していた純正クランク角センサーを外し、クランク角・カム角共に各センサーを設置し、より精度の高いクランク角信号を得る商品です。純正クランク角センサーを使用しなくなるので、純正ECUでは制御出来ませんので、トリガー設定の変更が出来るフルコンが必要となります。今回このER34スカイラインには、元々LINK G4プラス Plug-inが装着されておりましたので、LINK制御でエンジン始動していきます。
実際おこなうのは初めてな作業でしたので、エンジン始動するまでかなり悩みました。。。まず、クランク角・カム角から1°信号・120°信号をLINKに配線し、センサーを動かす為の電源・アースを同時に配線。今回はVカムを使用しない仕様となりますので、センサータイプはクランク角・カム角共にLINK上で「光学/ホール」を選択。トリガーモードを選択しタイミングライトで点火時期を確認しエンジン始動!!・・・・・・・・・・・・・・・・・かからない(>_<)
ここから・・・いろいろハマりました(汗)
配線が間違っているのか???と言う事で、LINK内のトリガースコープで確認してみると、ちゃんと信号が出ている。。。。ステータス確認しても、トリガ1・トリガ2共に「はい」の表示・・・と言う事で配線は間違っていなそう。。。トリガーモードを変更してみたり、トリガーオフセット数値を変更してみたりすると、、、エンジン始動!!!!!
しかし、何かおかしい!?アイドリング時だけ、1番シリンダーの点火が弱い???プラグ・コイル・配線など変えても変化しない???
悩みに悩んで、この手の作業を数多く行っている、ある業者様へ救いの手を・・・・(ご迷惑かかる可能性があるので業者様の名前は控えます。)いろいろご丁寧にアドバイスをして頂き、結果、そもそも自分がおこなっていたLINKデーターが若干異なっておりました。冷静によく考えると「そうだよね(汗)」と言う内容で、悩んでいた1番シリンダーの点火不良も解消。回転数表示がカクカク!?していたので、フィルタリング設定変更などで解消されました。
元々LINKに入っていたデーターを微調整し、慣らし運転が出来るような始動時・アイドリング時の調整をおこない、とりあえず車両を返却。後は、慣らし運転後のセッティングとなります。
優れた性能・機能を持つ商品、、、使い手側の知識・技術が試される。。。まだまだ勉強が必要です(大汗)


