行田店のブログ

2025.04.27

ZN6 LSD 取り付け

 ゴールデンウィークは皆様お出かけですか

交通事故にお気を付けください。

そんなわけで本日のマガンダンな作業のご紹介は

ZN6でLSDの取り付けであります

なんだかんだ久しぶりの作業。

今回はOS技研のスーパーロック スペックSを取り付けであります

純正リングギアを取り外し、

LSDに移植。

新品サイドベアリングを圧入し、

デフケースに装着。

バックラッシュ(ギアの隙間)を確認して、必要ならばシムを入れ替えて調整。

パッキンが液体ガスケットなので一晩乾燥させて試乗であります。

もうこの作業は見慣れましたか(笑)

以上、ウマガ沼尻でした

2025.04.21

S2000 ハブベアリング 交換

 春どころか夏っぽい気温

花粉も飛んでる雰囲気

過ごしやすいのか過ごしにくいのかビミョーであります

そんなわけで本日のデバイヤーな作業のご紹介は

S2000 でリアのハブベアリング交換であります

ハブベアリングはボルトでナックルに装着されているパターンとベアリング自体がナックルに圧入で埋まっている

の2種類があります。

S2000は前後とも圧入タイプなので手間と労力がかかるであります。

今回はハブベアリング単体での交換。

ハブ自体も新品に交換するのが理想でありますが今回はハブからベアリングのインナーレース

を抜く難関があるであります。

一家に一台はあるベアリングプーラーを使用して取り外すでありますが、良く書いてあるのはここまで。

ですが現実はベアリングのインナーレースとハブの隙間が一切なく、プーラーがかけられないという

状態は整備士なら必ず遭遇する悩みの種。

じゃあ溝を作ろうということでプーラーを装着しやすい位置にグラインダーで太目のミゾを掘って

プーラー装着。今回はこの方法で解決であります。

これでダメならバーナーで炙る。ダメなら物理的に破壊

など、いかに攻略の手数を持っているかが大事であります。

以上、フィスラー沼尻でした

2025.04.18

ターンバックル式 調整アームのお話

 明日は真夏日

まだ4月半ばですが暑いらしいのでご注意を。

そんなわけで本日のジャクーユな作業のご紹介は

今回は珍しく正しい・間違いのお話。

サーキットでのタイムアタックやドリフト、ドレスアップ車両でも装着する事が多い

「ターンバックル式調整アーム」の取り付け方のお話であります。

ターンバックル式は正ネジ(右ネジ)と逆ネジ(左ネジ)を組み合わせて車両からアームを取り外さなくても

伸び縮み出来る構造のアーム。

フォーミュラマシンなんかはこの方式のアームがトランスミッション等に直接装着され、アームとして

機能している事が多いであります。

これの取り付け方法を間違えてアライメント調整にいらっしゃるお客様が多いのでここで注意喚起であります。

上の画像がシルビアのリアアッパーアームで、これが間違っている状態であります

ピロ側のネジが全部入り込んでアーム側が出てる・・・

これだとせっかく正ネジ側と逆ネジ側で伸び縮みできるのにピロ側が縮み切っているのでこれはもう短く

出来ません。アーム側のネジが縮められそうなのに

さらに今度は伸ばそうとすると、もう半分くらいアーム側のネジが出ているので

本来伸ばせる長さの半分くらいで「抜けるか折れるか」が発生します。

ここからは正しい取り付け方法であります

店内の展示品「D-MAX製」で説明します。

まず新品アームを購入したら両方ともネジを完全に締め込みます。

その次にアーム本体とピロを手で固定して真ん中のナットを伸びる方向に回します。

はい

これが正しい状態であります。

ネジ山が露出している長さがほぼ同じなのが分かりますか?

この段階でピロだけ回して長くしてしまうのが間違いのいい例であります。

ちなみにこのアームはピロ側が正ネジ・アーム本体側が逆ネジになります。

ネジを縦に見て向かって右側が上がっていたら正ネジ、左が上がっていれば逆ネジであります。

是非、正しく装着してアライメント調整にお越しください。

以上、ポケルトフ沼尻でした

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