行田店のブログ

2021.07.05

ZN6 エンジン交換②

 先日、いつもお世話になっているレースの師匠M氏から誕生日プレゼントで電動歯ブラシをもらったでありますsign03

高周波?歯ブラシと言ったほうが正確なのかブランド物をいただいたでありますhappy02

早速充電して使ってみたものの、慣れないので口がしびれるでありますsun(笑)

2、3日で慣れましたが洗浄力は凄まじいであります。今は何もかもデジタルな時代newありがとうございましたshine

 

そんなわけで本日のベンジャミンな作業のご紹介はsign01

引き続きZN6エンジン交換であります。

今回は補器類移植編でありますdash

水平対向なので補器類がほとんどエンジンの上に乗っかっている状態。

インマニを外すとこんな感じflair

初めてバラすとセンサー類の多さと配線のごちゃごちゃ感に圧倒されるでありますspa

配線外すとこんな感じ。非常にすっきり見えるであります

これが噂の高圧インジェクター。

??????

一本黒くない?

正常状態。

異常状態。

先端のシールが居なくなってるでありますcryingこれがネットでよく見る直噴インジェクターのシール抜けであります。

こうなると「アフターファイアするようになった」、「パワー感がない」といった症状がでてきます。

使えるかどうか不安だったので野〇先生にインジェクター洗浄と噴射確認をお願いしたら

〇田先生「高圧過ぎて確認できないよーsign01(笑)」だそうなので4本新品にて交換しました。

前エンジンに付いていた社外バッフルプレートも移植。安心パーツの一つであります。

ちなみにこのブローの仕方だと抜いたエンジンオイルからは「金属粉」は全く出てきませんでした。

レーシングカー53号車は金属粉だらけでオイルクーラーの清掃に苦労したでありますcrying

取り外しが必要な部分のOリング・パッキン類は交換。

エンジン単体であれば楽な作業も車載状態だと難しい作業になるので出来る時にお金をかけてでも新調する事をおススメするであります。

特にこの車両は富士・もてぎ・日光など高速サーキットからミニサーキット、街乗りまで全てこなします。

「配線一本の処理のミスでレースは負けます。」

「タイム」という結果を頑張って追い求めてる方なので抜かりなく作業させて頂きました。

次回は・・・・・載せますsign01

 

以上、アトランティック沼尻でしたchick

2021.06.27

ZN6 エンジン交換①

 今月の土曜日・日曜日はほとんどYMS幸手店に応援に行っておりましたcatface

久しぶりに行田店から離れましたが新鮮な気分でありました。

 

でも応援に行くからには重作業の嵐sign03(笑)なかなかハードな日々でありましたflair

そんなわけで本日のジャーマニーな作業のご紹介はsign01

行田店では初めてのZN6エンジン交換でありますsign03

過去にレーシングカー53号車のエンジン交換はしたでありますがお客様のは初めて。エンジンブローしてしまったとの事で交換であります。

載せ降ろしはそんなに難しいことはないので降りてる所からスタートであります。

ノーマルNAエンジンでコンピューターのみ書き換えのこの車両ですがかなりハードにサーキットを走っているであります。タイムを聞く限りきちんと車の性能を引き出しているのがうかがえます。

「左バンクからオイル出てますーsweat02

との事で確認すると・・・・穴空いてるsign03

タペットカバーを開けて見ると・・・・?

ロッカーアームが1か所いなくてバルブスプリングがフリーになってるsign03

これが良く聞く「ロッカーアーム飛び」であります。

バルブも折れていてピストンと激突している模様。

この状況から予測するにロッカーアーム飛び→バルブがピストンと激突→ピストン破損→腰下再起不能sign02が最悪のパターンなのでエンジン丸ごと交換となったであります。

構造上、避けられないものなのか対策がとれるのかは検証が必要であります。

バルブスプリングを変えるにもZN6はエンジン降ろさないと始まらないのでこの部分はデメリットであります。

 

次回は補器類移植編sign01意外とごちゃごちゃ乗っかってるでありますsign01

 

以上、サンクトペテルブルク沼尻でしたchick

2021.06.14

エース笠原のN1レース奮闘記第一戦②

 続きまして決勝編でありますcatface

決勝レースの前に沼尻は一仕事。

予選で原因不明のブレーキ抜けトラブルに見舞われた76号車 篠崎選手のマシンを修理せねばsign01

可能性は低いでありますがブレーキのエア抜きをしてみることに。

エアは出てこない。しかし左前のブレーキブリーダープラグ(エア抜きするニップル)を緩めた時に「ガコッ」・・・・?

ブレーキローター動いた?・・・・・・あsign03ハブベアリング終わってるsign03

原因が分かりました。AE86はハブにブレーキローターをボルト止めで取り付けます。ナックルは車高調と一体型。つまりハブベアリングが粉砕してハブがフリーで動くようになるとブレーキローターがブレーキパッドを押し戻してキャリパーのピストンを戻してしまうという現象が起きます。当然パッドとローターの隙間が多ければ油圧はかからないであります。

 

絶対に使う事がないと思っていたハブASSYの予備を装着して事なきをえましたhappy01

ナックル側まで損傷していたらリタイアでありました。

 

そんなわけで一仕事してる間に決勝の時間sign01

残りの2台をブレーキのエア抜きと最終チェック・タイヤエアを調整していざ決勝sign03

今回はP-FRとAE86混走のためスタンディングスタートであります。

我らがエース笠原はスタート前からそわそわしてるでありますflairそうです我らがエースはスタンディングスタートが大の苦手sign03(笑)

ちなみに沼尻も得意ではありません。

敵・味方関係なく「スタートってどうやればいいのsign02」と、聞いて回ってる。(笑)何年レースやってるでありますかsign02(笑)そんなお茶目な所が笠原さんの愛されるポイント。

細かい事をアドバイスするとまた混乱するので「街乗りの信号待ちから発進する程度でいいです」と伝えときましたー

 

今回エース笠原が「ポールトゥウィン」すると約束してくれたので沼尻の私物のオンボードカメラを後ろ向きに装着してみました。好評でしたら次回も後ろ向きsign01(笑)

それではフォーメーションラップをこなしてよーいドンsign03

・・・・あ

・・・・・・あsign01

6号車 レジェンド荒木選手に1コーナーまでにインを刺されてるsign01しかも右後ろにいた白い86号車 小さな巨人 下平選手はすでにエース笠原の前に出てるsign03

またやられたsign03

下平選手にはもう抜かれてるが荒木選手は抜かせずに抑えられるか?

 

コーナークリップ通過時にはほぼ真横weep

しかもアウト側からは56号車廣田選手が狙ってるrun

エース笠原大ピンチshine(笑)

立ち上がりでなんとか抑えたflairだがしかしimpact

アウト側から立ち上がり重視のライン取りを取っていた廣田選手がアウト側からレジェンド荒木をパス。レースの難しい所は必ずしもイン側が有利とは限りませんがアウト側からのオーバーテイクは非常に難易度が高いであります。これは廣田選手がアウト側にエース笠原がいる分、6号車レジェンド荒木がアウト側のスペースが取れない=立ち上がり加速は56号車廣田選手が有利。と、1コーナーに差し掛かった時点で判断していた計画的な犯行sign03

お手本のようなオーバーテイクになってしまったであります。(笑)

1ヘアを立ち上がった時点で1列に整列。

ここからエース笠原は1番手を走る86号車 下平選手を抜かなければなりません。

レースラップはエース笠原のほうが速いはず・・・・問題は「抜けるか抜けないか」。もっと細かい事言うと86号車下平選手に「ブロックしなきゃヤバい」と、思わせられるかどうか。レースは心理戦です。

実は筑波でのオーバーテイクは1列に整列してるとすごく難しい。これは筑波でレースした事ある人じゃないと分からないであります。

 

外から見てるとテールトゥノーズでくっついてるもののバックストレートで86号車下平選手のほうが約1台分の差がつくくらいストレートが伸びてる。

つまり今のままだと最終コーナーで勝負が出来ないという図式。

とゆうことは2ヘアで前を走る86号車下平選手を必要以上に減速させられるかが大きなポイント。

 

こう着状態のまま4周が終了。

5周目でダンロップコーナー手前で78号車エース笠原号の排気音に変化が・・・

「1発死んでるsign01」沼尻は1ヘアで見てたのですぐ気付いたであります。当然エース笠原は気付いているのでそのままピットイン。

残念ながら4番のヘッドガスケット抜けでリタイアであります。56号車 廣田選手もエンジンが不調っぽい。

6号車荒木選手からだいぶ離れてのフィニッシュとなりました。

優勝 86号車 小さな巨人 下平選手

2番手 6号車 レジェンド 荒木選手

3番手 56号車 焼き鳥帝王 廣田選手

4番手 76号車 優良運送屋さん 篠崎選手

5番手 26号車 減量成功後、若干のリバウンド 新関選手

となりました。おめでとうございますshine

 

残念ながらエース笠原のポールトゥウィンはまたお預けcrying

次回は8月にツインリンクもてぎでの開催予定でありますdash

めげずにがんばろうsign03

 

以上、カバネリ沼尻でしたchick

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